[ニュース]2010.9.14
菊地戦を女子王者が語る
左から富樫、オルティス、小関
 日本女子ボクシングの新たな扉を開ける戦いとなった王者アナベル・オルティス(メキシコ)VS挑戦者・菊地奈々子(白井具志堅)のWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ。この激戦を後楽園ホールで観戦した2人の女子世界王者が、試合直後の感想を語ってくれた。
■WBC女子世界アトム級王者
小関 桃(青木)
「オルティスは強いですね。パンチもあるし。でも今日の状態は100%の彼女じゃないと思いました。もっと仕上がるんじゃないかなって感じた。菊地選手が入って来た場面での左フックのカウンターもドンピシャでした。それに左のリードジャブが抜群で。負けないスタイルのボクシングって感じかな。でも世界はアウトボクシングの流れになっているから。本当、オルティスは強かったです!」

■WBC女子世界Lフライ級王者
富樫 直美(ワタナベ)
「凄く良い試合でした。菊地選手らしさも出ていたし、素晴らしかった!オルティスはレベルの高い試合を日本のリングに持って来てくれたと思います。凄い距離を取るのが巧かったなって感じました。日本の女子ボクサー達にも刺激になったんじゃないでしょうか。菊地選手にも良いものを観せてもらいました。私もメキシコで防衛戦が控えている。オルティスのように、今度は逆に私がメキシコで強い王者を見せつけて来ます!」