[ニュース]2016.3.7
村田諒太が渡米
出発ロビーにて
 WBC世界ミドル級5位(IBF4位、WBO7位、WBA10位)の村田諒太(30=帝拳)が7日、10戦目となる次戦に向けて米国ロサンゼルスキャンプに出発。スパーリングを中心に2~3週間の滞在を予定している。
今回は時差などの調整も把握したい
 成田空港の出発ロビーで取材に応じた村田は、今回の合宿は次戦に向けてスイッチを入れることが目的と話し、厳しい環境に身を置くことで「ピリピリしていない気持ちに危機感を注入したい」とした。
 前回は同市のビッグベアジムでWBA世界同級スーパー王者のゲンナジー・ゴロフキン(32=カザフスタン)と練習をともにしたが、今回は現地に着いてから練習先を決める。「ワイルドベアにも行くと思うが、新しいジムも探してタイプの違う多くの選手とスパーリングをしたい」。また、年内にも期待される世界挑戦については「次の内容次第」としたが、今回の渡米は本番に向けての予行演習の意味合いも強そうだ。