[試合後談話]2016.3.4
世界戦アンダーカード
島津アリーナ京都
 4日、島津アリーナ京都で開催されたダブル世界戦のアンダーカードでは、小坂三兄弟の末弟、小坂烈(18=真正)と昨年度西日本新人王の永野裕人(22=グリーンツダ)が58kg契約6回戦で激突した。さらに、アマチュアからB級デビューを飾った正木侑哉(22=帝拳)がプロ4戦目をフィリピン人ボクサーを相手に行った。
小坂烈
 試合はジャブの差し合いでスタートし、距離を掴んだ小坂が攻勢に。永野も2回に左フックを決め劣勢を跳ね返しにかかったが、小坂が距離を離しことなきを得た。その後もジャブを有効に使った小坂が判定勝利。無傷の5勝目を上げた小坂は「ジャブが出なかったのでダメでしたね。でも、セコンドに怒られなかったので良かった。もっとジャブとボディが出せるようにまた練習します」と課題を見出していた。
永野裕人
 一方、敗れた永野は「練習してたことが出せませんでした。情けない」と反省を口にした。
正木脩也
 セミでは、アマ61戦53勝8敗の実績を持つB級デビューの正木脩也(22=帝拳)がベルゲン・プトン(比)と初の8回戦を戦い、2回に右でダウンを奪い快勝。戦績を4戦4勝2KOとした正木だが、「倒せたのに倒しきれなかった、。努力不足ですね。また、練習を頑張ります」と反省し、更なる精進を誓った。