6度防衛した日本王座を返上してOPBF王座に挑む高山はリミットちょうどの66.6kgでクリア。「コンディションも良いし、明日はしっかり勝って自分の存在を証明できる試合をする」を意気込みを口にした高山。「相手の映像を観たが、強い選手とも試合しているし、一発があり決して油断はできない。最初は警戒しながら試合する」とクルスの印象を語った。「ベルトを返上して失うものは何もない。明日はチャレンジャーなので、出せるものを全部出して明確な勝利を目指す。これまでと違うところを見せたい」と必勝宣言した。

　これが3度目の来日となるクルスはウェルター級リミットの2.1kgアンダーの64.5kgで秤を降り、ベルト奪取に闘志を燃やした。