リラックスした表情で秤に乗った岩佐はリミット100gアンダーの56.1kgで一発パス。階級を上げたことによる減量苦から解放され、「体調はバッチリ。減量はまったく問題なく、ダイエットぐらいな感じ」と口調も滑らか。「世界戦で負けて学んだことは変わらず自分のボクシングをすること。今は前だけを見据えている」と自分の得意な距離で戦うという原点回帰をテーマに掲げた。「明日は再び世界のリングに戻るためにも快勝します」と力強く宣言した。

　今回が3回目の来日となるトゥビエロンも100gアンダーの56.1kgでクリア。世界ランカーである岩佐に一泡吹かせようと鋭い眼光で会場をあとにした。