WBAは今後30日以内に交渉を進めるよう命じ、合意に達しない場合は入札になるとしている。サウスポーのフォルツナは昨年5月、内山のスーパー王座認定に伴い空位となったレギュラー王座を元暫定王者ブライアン・バスケス(コスタリカ)と争い、判定勝ちを収めWBA世界フェザー級王座に続く2階級制覇を達成。9月には8位カルロス・ベラスケス(米)を退け、初防衛に成功した。戦績は31戦29勝(21KO)1分1無効試合と無敗を誇る。

　過去、2度の統一に成功している内山は、昨年大晦日の11度目の防衛後、元WBA世界フェザー級スーパー王者ニコラス・ウォータース(ジャマイカ)、3階級制覇王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ)といったビッグネームとの対戦希望のほか、防衛記録更新のためフォルツナとの統一戦も示唆していた。