[ニュース]2007.10.16
政界からも厳しい声
 スポーツ界を監督・指導する立場にある文部科学省の渡海大臣は、閣議後の会見で今回の亀田家の反則行為について「教育上良くない。JBCの処分は当然」とコメントを発表した。また、前日の大会議室前で行われた福田首相のインタビューで、亀田大毅のプロライセンス1年間停止処分について質問された福田首相は「私はその場面、見てなかった。相当なもんだったらしいですね。スポーツの世界でフェアネスは大事。スポーツマンらしくやってほしいと思います」と語った。
 政界からも注目を集めてしまった今回のボクシング騒動。JBCは異例の早期処分を下したが、ボクシング界の権威が大きく揺らいだことは否定できない。亀田一家と協栄ジム、そしてボクシング界全体が今回の件を真摯に受け止め、ボクシングの信用回復に努めていかなければならない。