[海外ニュース]2016.1.28
WBAがバンタム級統一へ
ジェイミー・マクドネル
 WBAは同団体のバンタム級スーパー王者ファン・カルロス・パヤノ(31=ドミニカ共和国/米)と、レギュラー王者のジェイミー・マクドネル(29=英)に対し、団体内統一戦を行うよう通達した。
ジェイミー・マクドネル
 両陣営の対戦交渉期間は30日とされ、この間に話がまとまらない場合は興行権入札が行われるという。サウスポーのパヤノは14年9月にアンセルモ・モレノ(パナマ)を6回負傷判定で破ってスーパー王座を引き継ぎ、昨年8月にはラウシー・ウォーレン(米)を判定で退けて初防衛を果たしている。17戦全勝(8KO)。対するマクドネルは13年5月にフリオ・セハ(メキシコ=現WBC世界スーパーバンタム級王者)との決定戦を制してIBF王座を獲得したが、防衛することなく返上。現在の王座は14年5月、やはり決定戦を制して手に入れた。昨年は5月と9月に亀田和毅の挑戦を退けた。30戦27勝(12KO)2敗1分。パヤノが契約するヘイモン・ボクシングとマクドネルを擁するマッチルーム・ボクシングはこれまでも折々で業務提携しており、今回の交渉もスムーズにいくのではないかとみられている。