[海外ニュース]2015.12.24
ディブが1/16に再起戦
ビリー•ディブ
 元IBF世界フェザー級王座ビリー・ディブ(30=豪)の再起戦が来年1月16日、英国ロンドンでジェイミー・スペイト(27=英)を相手に行われることになった。ディブは今年5月、三浦隆司(31=帝拳)の持つWBC世界スーパーフェザー級王座に挑んで3回TKO負けを喫した。
ビリー•ディブ
 ディブは11年7月から13年3月までIBFのフェザー級王座に君臨したが、イフゲニー・グラドビッチ(露/米)に判定で敗れて陥落。 再戦では9回TKO負けを喫した。その後、スーパーフェザー級にクラスを上げて三浦への挑戦にこぎ着けたが、痛烈なダウンを喫して失神TKO負け。3ヵ月後、ディブは恋人と挙式をしたが、9月には白血病で新婚の夫人を亡くした。1月16日の試合は幅広い意味でディブの再起戦ということになる。44戦39勝(23KO)4敗1無効試合。スペイトは21戦13勝(1KO)8敗。最近の10戦は3勝7敗と敗北が目立つ。
 なお、この日のメインでは元世界クルーザー級、ヘビー級王者デビッド・ヘイ(英)がマーク・デ・モーリ(オーストラリア/クロアチア)を相手に3年半ぶりの復帰戦に臨む。35歳のヘイは28戦26勝(24KO)2敗、33歳のデ・モーリは33戦30勝(26KO)1敗2分。