[海外ニュース]2015.12.17
打倒内山に自信のフローレス
内山高志
 大晦日に東京・大田区総合体育館で内山高志(36=ワタナベ)の持つWBA世界スーパーフェザー級王座に挑むオリバー・フローレス(24=ニカラグア)が、「12月31日に夢が実現する」と戴冠に自信をみせている。
内山高志
 フローレスは06年11月に15歳でプロデビューし、ここまで30戦27勝(17KO)1敗2分のレコードを残している。前傾姿勢からやや変則的なリズムに乗って左を被せてくる好戦的なサウスポーで、全体的なスピード感には欠ける。唯一の敗北は3年前にミゲール・ベルチェル(メキシコ=現WBC5位)に2回KO負けを喫したものだが、その後は4連勝(1KO)と復調。現在は初来日を前にニカラグアでトレーニングを続けている。そのフローレスは内山戦について「世界王者になるという夢をかなえるためにハードなトレーニングをこなしてきた。それが目前に迫ってきた。相手の地元に行って勝つことは難しいが、私は強い決意を持っている。12月31日に夢が現実のものになる」と専門サイトboxingsceneに話している。内山のV11が濃厚とみられているなか、フローレスがどんなパフォーマンスをみせるのか要注目だ。