[試合後談話]2015.12.5
清水、タイトル前哨戦
7連勝中の清水
 5日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」は、赤穂亮(29=横浜光)の棄権によりセミファイナルから繰り上がりとなったSウェルター級8回戦、日本同級2位・清水優人(27=木更津グリーンベイ)対マキシ・ナハク(インドネシア)がメインで行われた。
2度、ダウンを奪っての快勝
 来年のチャンピオンカーニバルで野中悠樹(38=井岡弘樹)対斉藤幸伸丸(36=輪島功一スポーツ)の勝者に挑戦が予定されている清水は、初回から丁寧にジャブを突いて右を好打。3回からは左ボディでマキシを後退させた。フィニッシュを狙うと5回に左フックでダウンを奪ったがマキシも抵抗。しかし、最後は左フックで2度目のダウンを奪い10カウントが数え上げられた。
正月返上!
 控室に戻った清水は「前半、相手が思ったより出てこなかったから自分から攻めた。練習していた左フックでダウンを奪うことができたのでうれしいです」と喜びを語ったが、「もっと空いているところを攻めていければ早く倒せた。もっと幅を利かせたボクシングをしないといけないですね」と反省するのも忘れなかった。27日に野中対斉藤戦が行われるが「偵察には行かない予定。もっと走り込みをします」と笑顔をみせ、来年のチャンピオンカーニバルを見据えた。