[試合後談話]2015.11.22
丸岡がランカー塚原に殊勲
左:塚原 右:丸岡
 日本各地で興行が行われた22日(日)、愛知・刈谷市あいおいホールでもHEIWAジム主催の「CHALLENGE THE BOXING」が開催され、白熱の10試合が行われた。メインのSライト級8回戦では同ジム所属のランカー、日本Sライト級10位の塚原信一(31)が出場。2連勝中の塚原は、2連敗中の丸岡裕太(25=尼崎亀谷)を迎え連勝更新と行きたかったが、2度のダウンを喫しランキングを失った。
最終8Rのダウン
 丸岡は、試合10日前にぎっくり腰を患い、満足な調整が出来なかったと試合後に明かしたが、最初で最後のチャンスとこの試合に懸ける想いは強いものがあった。先に先にと仕掛け、4回序盤に右を合わせて塚原からダウンを奪った丸岡は、以降もカウンターが冴え、試合終了間際にも右でダウンを追加。タオル投入によるKO勝ちを飾り、連敗脱出とともに日本ランク入りを確実にする金星を挙げた。
会長、トレーナーと喜びを分かちあった
 現在、同志社大学3年の丸岡は、来年は就職活動が始まり、ボクシングをこのまま続けるべきか悩んでいたそうだが、真剣に取り組んだ練習の結果が出たことで、次に繋がったと前向きにコメント。「完勝したわけじゃないので」とこの先の目標はひとまず封印したが、「一歩ずつ」と日本ランカーとして今後の精進を誓った。