秤がミニフライ級リミットの47.6kgに止まると「やったぁ!」と喜びを素直に表した池原。「体調は万全。明日は練習してきたことだけを出すだけ。悔しい防衛戦が続いていたので今回はスッキリした試合をする」と必勝を誓った。「これまでは怪我の影響で満足に実戦練習が出来なかったが、今回はスパーもマスもたっぷりしてきて迷いがなくなった」と自信を見せた。

　現在、3人の日本王者が京都のジムに所属、12月にはタイトル戦も行われ盛り上がりを見せているが「男子だけでなく女子も京都が盛り上がっているところを見せたい。明日は勝ちます」と力強く語った。

　これが世界初挑戦になる神田は緊張の面持ちで計量に臨み、400gアンダーの47.2kgでパスした。「今回は1階級上げたので減量は楽だった。今回は食べながら落とすことが出来たので、これからお肉を食べに行きます」と笑顔を見せた。チャンピオン池原が気さくに話しかけてきて大阪出身の神田は同じ雰囲気を感じたというが「大阪・リーチと同じことが多いが、試合内容では違いを出していきます」とハッキリとした形でのベルトを奪いにいく姿勢を見せた。

■検診結果
王者・池原シーサー久美子
血圧:139/80/Hg
脈拍:80/min
体温:37.3℃

挑戦者・神田桃子
血圧:134/73Hg
脈拍:74/min
体温:36.8℃