フェザー級リミットちょうどの57.1Kgでクリアした天笠は「前回の試合はムキになってしまい冷静さを失ってしまった。今回はリズム良く戦っていきたい。自分のボクシングを出来ていたらKOチャンスも自然とくるのではないか」と平常心で試合に臨むとした。相手のボルシオの映像を観た天笠は「回転の良いフックを振り回してくる。フィリピン人選手は思いきり打ってくるので気を付けなければならない」と警戒心を深めた。
　12月29日にボクシングファン注目の一戦、細野悟VS下田昭文の日本フェザー級戦が行われるが「同じ階級でなくても気になる試合です。ただ、今は明日の試合に集中します」と静かに闘志を燃やした。天笠の持つ世界ランキングを狙うボルシオは56.9kgでクリアした。