[前日計量]2015.11.6
挑戦者のつもりで戦う
比嘉VSテソリオ
 7日、後楽園ホールで開催されるWBCユース・フライ級タイトルマッチ、比嘉大吾(20=白井・具志堅)と挑戦者レンレン・テソリオ(23=フィリピン)の前日計量が都内のJBCで行われた。比嘉は7月にタイで逆転KO勝ちで王座奪取したベルトの初防衛戦になる。
KOは自然の流れで
 防衛はもちろんのこと、現在OPBF東洋太平洋ライトフライ級4位に位置付けるテソリオを破りランキング入りを目論む比嘉は、ゆっくりと秤に乗ると針はフライ級リミットちょうどの50.8kgに止まり一発パスした。
 初のメインイベントに出場する比嘉は「昨日は緊張でほとんど寝られなかった。相手のことを考えるとドキドキします」と緊張の色を隠せなかったが、「一発でも効いたと思ったら一気にいく。決めどころは逃さない」とここまで全勝全KOだが流れによってお客さんの喜ぶ試合(KO決着)になることを約束した。
 相手の映像を観た比嘉は「スピードがあって良い選手、格上だと思っているので挑戦者のつもりで戦う」と意気込んだ比嘉は「明日の入場曲もこれまでのと変えるのでそれも楽しみにしていてください」と具志堅用高会長が現役時代に使っていたメイナード・ファーガソンの「Conquistador」を流す予定だという。
これが来日2度目
 今回が来日2度目となるテソリオもリミットの50.8kgでクリア。比嘉の印象を「観た感じで良い選手だと分かった。明日はお互いにgoodLuckな夜にしよう」とお互いの健闘を誓った。