[ニュース]2010.7.17
メイウェザーから返答なし
 現役の5階級制覇者同士のカードとして11月13日に実現が期待されているマニー・パッキャオ(比)対フロイド・メイウェザー(米)の一戦が、またしても暗礁に…。
 メイウェザーに対してプロモーターのトップランク社が「YES」「NO」の返答リミットとして定めた米国時間16日深夜になってもメイウェザーからは返事がなく、このままでは世紀のビッグマッチが再び先送りになる可能性が出てきた。
 もしメイウェザーが対戦の名乗りを挙げない場合、トップランク社はWBA世界スーパーウェルター級王者ミゲール・コット(プエルトリコ)、元世界ウェルター級王者アントニオ・マルガリート(メキシコ)をパッキャオの対戦候補として交渉に乗り出すとしている。パッキャオ対コット戦が実現した場合は1年ぶりの再戦となる。今度もパッキャオが勝てばオスカー・デラ・ホーヤ(米)に並ぶ6階級制覇となる。マルガリート戦が実現する場合は空位のWBCスーパーウェルター級王座決定戦として行われる可能性が高い。こちらもパッキャオが勝てば6階級制覇となる。
 いずれも日時は11月13日が確定的だが、場所に関しては米国ラスベガス、テキサス州のほかメキシコ、UAEのアブダビが候補に挙がっている。
 トップランク社は11月にパッキャオ対メイウェザーが実現しない場合、来年5月の実現を目指して引き続き交渉をして行くつもりだとしている。