[海外ニュース]2015.9.27
レベコが大差判定勝ち
 前WBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(32=亜)は26日(日本時間27日)、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスでブレイロル・テラン(30=ベネズエラ)と対戦し、大差の10回判定勝ちを収めた。
 今年4月に井岡一翔(井岡)に小差の判定負けを喫して王座を失ったレベコは、この日が再起戦だった。井岡の初防衛戦と同じ日にリングに上がるあたり、ベルト奪回への執念と井岡との再戦への拘りを見てとることができる。レベコはKOこそ逃したが、100対90(二者)、もうひとりも99対91の大差をつける判定をものにした。38戦36勝(19KO)2敗。同胞ロベルト・ドミンゴ・ソーサが井岡に挑む今夜の試合の結果待ちだが、次戦が世界戦になることが確実視されている。敗れたテランは28戦14勝(7KO)13敗1分。14年5月にダビド・サンチェス(メキシコ)とのWBA世界スーパーフライ級暫定王座決定戦で敗れたのを含め、これで直近の5戦は1勝4敗となった。