[メキシコ情報]2015.8.31
パエスjrが再起
 父親に続いて世界王者を狙っているホルヘ・パエス・ジュニア(27=メキシコ)が29日(日本時間30日)、メキシコのサン・ルイス・ポトシで行われたダニエル・エチェベリア(23=メキシコ)とのウェルター級10回戦で判定勝ちを収めた。今年5月、ホセ・ベナビデス(23=米)の持つWBA世界スーパーライト級暫定王座に挑んで12回TKO負けを喫しているパエスは、敗北から3ヵ月半で再起を果たした。
 初回に左フックでダウンを奪って優位に立ったパエス・ジュニアは、4回にはボディブローでダウンを追加。しかし、これを機に奮起したエチェバリアが反撃に出ると、パエス・ジュニアはずるずると失点を重ねることになった。それでもダウンが効いてパエス・ジュニアが95対94、95対93、94対94の2‐0の判定をものにした。再起を果たしたパエス・ジュニアは48戦39勝(23KO)6敗2分1無効試合。エチェバリアは19戦18勝(16KO)1敗。