ラスベガスの試合を管理するネバダ州アスレチック・コミッション(NSAC)が27日に開いたミーティングで決めたもので、ベイレス氏はオスカー・デラ・ホーヤ(米)戦、シェーン・モズリー(米)戦、サウル・アルバレス(メキシコ)戦、マルコス・マイダナ(亜)との再戦、マニー・パッキャオ(比)戦に続いてメイウェザーの世界戦では3戦連続6度目の主審起用となる。ちなみにベイレス氏は96年10月のメイウェザーのプロデビュー戦のレフェリーも務めている。また、同氏がベルトの試合を裁くのは05年以来10年ぶりとなる。そのときはプロ9戦目のベルトが1回KO勝ちを収めている。なお、メイウェザー対ベルトのジャッジはアデライド・バード、デーブ・モレッティ、スティーブ・ウェイスフェルドの米国人三氏が務めることになっている。報酬はベイレス氏が1万ドル(約121万円)、ジャッジが8000ドル(約96万8000円)と報じられている。〈br〉 　前座のローマン・マルチネス(プエルトリコ)対オルランド・サリド(メキシコ)のWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチは、主審がビック・ドロキュリッチ氏(米)、ジャッジはバート・クレメンツ氏(米)、パトリシア・ジャーマン氏(米)、グレン・フェルドマン氏(米)が担当する。さらにバドゥ・ジャック(スウェーデン/米)対ジョージ・グローブス(英)のWBC世界スーパーミドル級タイトル戦は、主審がロバート・バード氏(米)、ジャッジにグレン・トロウブリッジ氏(米)、ジョン・マッカイエ氏(米)、ギド・カバレリ氏(イタリア)という布陣になることが確認された。こちらは主審が2250ドル(約27万円)、ジャッジが1950ドル(約23万6000円)と伝えられる。