[ニュース]2010.6.26
レイジングバトル優勝決定
 25日、後楽園ホールで開催されたA級ボクサー賞金獲得トーナメント"レイジングバトル"決勝戦。今年は56.0kg契約と60.0kg契約の2階級で、優勝賞金を懸け熱戦が繰り広げられた。
土居コロニータ伸久
 56.0kg契約決勝は、斉藤純彦(輪島)と土居コロニータ伸久(ヨネクラ)が拳を交える。土居がベテランの巧さを垣間見せ、2回TKOで斉藤を打ち砕き、レイジングバトル優勝を奪い獲った。
 見事TKOで賞金総額65万円を獲得した土居は「いつも応援してくれる人達に感謝。この優勝賞金は親孝行のために使います!!」と満面の笑みで喜びを見せた。
左:斉藤 右:原
 60.0kg契約決勝は、斉藤司(三谷)と原純平(大橋)が対戦。ここまで無敗の快進撃を続ける斉藤が、若さと勢い、そして将来性を感じさせる右ショートストレートを原に打ち込み、レイジングバトル優勝と大会MVPを奪取。これで斉藤はデビューから12戦12勝7KOをマークした。また2008年全日本新人王MVPに続き、新たな勲章としてレイジングバトルMVPを実力で掴み取った。
三谷会長と斉藤司
 リング上のインタビューで斉藤は「こういった4回戦は難しい。課題が見えたことが大きな収穫。会長と一緒に世界を目指します」と宣言。斉藤は三谷会長との二人三脚で、世界までノンストップで駆け上がることが出来るのか。これからの戦いに期待が高まる。