[公開練習]2015.8.4
練習ができて幸せ
ケガの前にもスパー80R消化
 指名挑戦者でランキング2位の亀田興毅(29)との決戦が迫っているWBA世界スーパーフライ級チャンピオンの河野公平(ワタナベ)が4日、練習を公開した。5月下旬にスパーリング中に左肋骨を骨折した河野だが、順調に回復している。
ケガはほぼ完治
 ほぼ痛みはなくなったという河野は「寝るのも大変だった。クシャミをしても痛むほどだった。筋力も体力も落ちたし、試合が流れるのではと不安になった」と自宅で休養していた数ヶ月を振り返った。
ミット打ちにも気合い
 練習復帰後はストレスと不安から解放されて笑顔も戻った。「今は練習ができて幸せ。アメリカで試合をするのは夢。モチベーションも上がっている。10月中旬ごろに試合がしたい」と亀田興毅戦を見据えた。
テレビ東京で放送出来るかは調整中
 中継放送の調整をするテレビ東京がお茶の間に試合の映像を届けられるかは未定だが「亀田選手はスピードがあって手数も多い。ガードもしっかりしている。敵地に乗り込むつもりで、KOで勝ちます」と意気込みを語った。
パンチ力は上がった、と笑顔
 試合の日程や会場などは、亀田陣営と交渉中だが、9月か10月にはラスベガスかニューヨークなど亀田興毅と契約を結んだアルヘイモンプロモーションが主催する米国のリングで対決することは決まっている。