[ニュース]2015.7.19
フランプトン観戦の和氣
和氣が王座奪取に自信!
 指名挑戦者の和氣慎吾(27=古口)が現地で見守った18日(日本時間19日)、米国テキサス州エルパソのドンハスキンス・コンベンション・センターで行われたIBF世界Sバンタム級タイトルマッチは、初回に2度のダウンを喫した王者カール・フランプトン(28=英)だったが、2回以降に立ち直ると挑戦者アレハンドロ・ゴンサレス・ジュニア(22=メキシコ)のローブローによる2度の減点もあり、最大8ポイントの大差をつけ逆転の判定勝ち。無傷の21戦目(14KO)を挙げ、2度目の防衛に成功した。
和氣を行かせてよかったと古口会長
 リングサイドで観戦した和氣は、試合後にブログを更新。「俺はフランプトンに勝てる!!」と自信は確信に変わった模様。また、今回の合宿には同行しなかった古口哲会長も試合結果を聞き、「今の和氣なら間違いない。ラスベガスでもどこでも行くよ」と音速の左を持つ愛弟子の勝利を断言し、気を良くしていた。
 ただし、フランプトンは試合後にフェザー級に上げることを示唆したため、1位の和氣は決定戦での世界チャレンジも浮上。こうなった場合、2位は空位で以下、21戦全勝(15KO)の3位ジェシー・マグダレノ(23=米)、24戦全勝(20KO)の4位レイ・バルガス(24=メキシコ)、23戦全勝(16KO)の5位アルベルト・パガラ(21=比)と続くが、マグダレノとパガラは8月に試合を控えているため、4位のバルガスが有力か。海外での挑戦を覚悟していた和氣が、交渉次第では日本開催の可能性も出てきた。