元日本同級王者の粉川は、食生活を見直したことで最後まで追い込め、コンディションは過去最高とリラックスした表情でコメント。初対面の斎藤については「上手い選手」と評したが、「パンチ力がついたので、スパーリングの力を出せば勝てる。初回からバンバン打ち合って、倒しにいきたい」と自信を深めながらも「挑む気持ち」を強調。かつて3度防衛した王座への返り咲きを誓った。

　一方、デビュー6年目にしてチャンスを掴んだ斎藤は、気負うことなく初の大舞台に「不安半分、楽しみ半分」と素直なコメント。それでもこれまでの練習内容には絶対の自信を示し、粉川に対しても「格上だが自信はある。テクニックでは負けていない」と気を吐いた。
　はたして明日のリングはどちらの思いが届くのか、激闘必死の日本フライ級王座戦に注目だ!