[表敬訪問]2015.7.1
川口「次は世界のベルトを」
大阪府知事表敬訪問
 東洋太平洋バンタム級王者の川口裕(28=グリーンツダ)が1日、大阪府庁を訪れ松井一郎知事(51)を表敬訪問した。8月2日の初防衛戦に向けて「必ず防衛して、今度は世界のベルトを持って、また知事に挨拶しに参ります」と意気込みを語った。
表敬訪問
 あいにくの雨の中、着慣れないスーツに身を包み、緊張した面持ちの川口は「4月に東洋太平洋バンタム級王座決定戦に勝ち、王座につくことができました。8月2日にまた同じ相手と初防衛戦を予定しています。応援よろしくお願いいたします」と挨拶した。
松井一郎大阪府知事
 松井知事は「ボクシングは厳しい世界。これに満足せずに防衛を重ねて世界に行って下さいね」と激励。「僕の友人もボクシングをやっていたけど、長く続けるのも大変みたいやね、川口くんはバイトとかしているの」と質問を向けられると「はい。でも、今度の試合に向けてバイトをこの間止めました」と決意を伝える一幕もあった。
 記念撮影でベルトを肩にかけた松井知事は「やっぱり重いもんやね。特別な人しか持てないものやしね。今度は世界のベルトを肩にかけたいね」と会場を後にした。
右:本石昌也会長
 表敬訪問後、囲み会見に応じた川口は「先週の走り込み合宿で下半身とスタミナを徹底的にきたえてきました。これからはスパーリングでしっかり仕上げていきます」と1ヶ月後の初防衛戦に向けて前を向いた。
 同席したグリーンツダ本石昌也会長は「久々に緊張しました。こういうイベントでチャンピオンとして自覚を持って頑張ってもらいたい。次戦もチャンピオンらしくハッキリした形で勝ってもらいたい。世界についてはこのベルトを最低でも3回は防衛してからですね」と厳しい課題を課した。
大阪府ゆるキャラ「もずやん」と