[海外レポ]2015.6.27
松尾雄太は比国で合宿
比国の名門エロルデジムで合宿
 5月10日に行われたフライ級8回戦でOPBFフライ級1位の実力者、アーデン・ディアレ(比) に1-2の判定決着で苦汁を嘗めた日本フライ級9位の松尾雄太(国際)から27日、スパーリング合宿に訪れているフィリピンの首都マニラよりレポートが届いた。
メンタルも強く!
 ボクシング技術はもとより、精神面の成長も視野に入れている松尾は「全く知らない環境でやることでメンタル的にも強くなると思ったこと、日本とは違うスタイルなので一つ経験を積みたかったことがフィリピンに来た目的です。今までと同じやり方じゃなく違う環境でやることによってボクシングの幅も広がると思いました」と頼もしいコメントを寄せた。
7月20日に中澤奨と対戦するシルベスター・ロペスと記念撮影
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「実際フィリピンに来ると気候は違いましたし、練習の雰囲気が違いました」とボクシング大国での貴重な体験を肌で感じている松尾は「みんな自由な感じで練習をしていて、だからこそ自分なりに考えてボクシングの幅を広げられるんではないかと思いましたし、日本と違い、生活環境も良いとはいえないからか、スパーをしていても気持ちの強い選手が多いと思いました。今回10日間はスパー合宿なので、自分なりに何か変えて、ステップアップ出来ればいいと思います」と強い気持ちでキャンプに臨んでいる。
集合写真
 集合写真の一番右に写っているフィリピンの名門エロルデジム所属のレナン・トロンコ(WBCフライ級4位、WBCインターナショナルチャンピオン)とのスパーも予定されている松尾。大きな成長を期待したい。