長谷川穂積(真正)を4回TKOに破ったWBC&WBO世界バンタム級王者フェルナンド・モンティエル(メキシコ)の次戦が7月17日、メキシコのトゥストラ・グティエレスで行われる見通しとなった。

　試合は統一王座の初防衛戦として挙行されるもので、挑戦者は元WBA世界Sフライ級暫定王者ラファエル・コンセプション(パナマ)が最有力。
　コンセプションは08年7月に世界王座(暫定)を獲得したが2ヵ月後、ホルへ・アルセ(メキシコ)に9回終了TKO負けを喫して王座陥落。
　昨年9月には、ノニト・ドネア(比)とのWBA世界Sフライ級暫定王座決定戦で12回判定負けを喫している。
　戦績は19戦14勝(8KO)4敗1分。
　世界戦を前にコンセプションは6月19日に調整試合を予定しており、その結果しだいではモンティエルの挑戦者が変更される可能性もある。
　モンティエルに敗れた直後から再戦を熱望している長谷川は、骨折した右アゴの手術を5月11日に終えて現在は療養中。
　6月下旬には練習を再開できる見通しで、希望するモンティエルとの年内再戦は日程的に十分可能だ。