ウォータースとマリアガは08年、グアテマラで行われた北京五輪の地区予選2回戦で対戦。マリアガが14対9のポイント勝ちを収めている。ウォータース自身は「試合のことも相手のことも覚えていない。記録に私が負けたと記されているならば、それを受け入れる。ただし、もうアマではなく私はプロの世界チャンピオンだからね」と、意に介した様子はない。挑戦者の映像をチェックしたというウォータースは「彼はハングリーですぐれた選手だと思う。さらにスキルもパンチもある。でも、それは映像上でのこと。リングに上がれば私が勝つよ。KOを狙うつもりだ」と、揺るぎない自信をみせている。8ヵ月前に5階級制覇王者ノニト・ドネア(比/米)を6回TKOに下して株を上げた25戦全勝(21KO)のウォータースと、20戦全勝(18KO)のマリアガ。序盤から目の離せないスリリングな試合になりそうだ。