[発表会見]2015.6.1
注目の第2戦
大阪帝拳の両雄
 大阪帝拳で1日、辰吉寿以輝(18)と中澤奨(22)の両雄の次戦が正式に発表された。辰吉は「次もKOで勝ちます」と意気込みをみせた。中澤は初のメインイベンターを務める。
中央:吉井寛会長
 会見の冒頭、吉井会長は「7月20日、なみはやドームで中澤は7戦目を世界挑戦の経験を持つシルベスター・ロペス(比)と10回戦。寿以輝は前回のスーパーバンタム級から一つ下げてバンタム級で、エディタウンゼントジムの岡村直樹選手とプロ2戦目を戦うことが決まりました。中澤に関しては格上の相手ですし、東洋太平洋でのランキングもあげれる相手。寿以輝に関しては前回の減量もうまくいきましたし、本人もやってみたいということやったからバンタム級でやる。次戦しっかりボクシングをしてもらいたいね」と期待を寄せた。
中澤奨(22)
 中澤は「初めてのメインですし、メインらしく来てくれたお客さんにもやっぱりメインは面白いなと思ってもらえるように頑張ります。強い相手を希望していたので嬉しい。モチベーションも上がるし、しっかり勝ってタイトル戦に向けてアピールしていきたいです」と意気込みを語った。ロペスの印象を聞かれると「パンチは強いですね。ビデオは何試合か見ましたけど、自分のボクシングしっかりすれば勝てると思います」と自信をみせた。
辰吉寿以輝(18)
 続いて辰吉は「前の試合は何回か見ましたけど。全然ダメ、全部が反省」と初戦を振り返り「次もKOで必ず勝ちます。スッと勝ってスッと次につなげます」と初戦に引き続きKO宣言も飛び出した。
 父で日本ボクシング界のカリスマ、辰吉丈一郎氏が主戦場にしていたバンタム級での挑戦には「特に意識はない。前回の減量でいけそうだったから会長にお願いしました」と素っ気なく返答した。
ヒソヒソとコメントをアドバイス
 真夏の大阪も熱くなる。