[ニュース]2015.5.27
久保、負けたら引退
久保賢司
 キックボクシングで日本人最年少となる18歳3ヵ月でWPMOフライ級世界王座を獲得し、12年にプロボクシングへと転向した久保賢司(26=角海老宝石)が8月21日(金)、後楽園ホールで6連勝中の14年度全日本バンタム級新人王、日本同級15位の高橋竜平(25=横浜光)とオープン8回戦を行うにあたり、自身のブログで「負けたら引退」を表明した。
勝って望みを繋げるのか…
 久保は12年11月のB級デビュー戦で元世界ランカーのノルディー・マナカネ(インドネシア)を判定で破り、その後も強気なファイトでキャリアを積んだが、思うように勝ち星は伸びず、前回、昨年11月の田村亮一(古口)戦は8回TKOで敗れた。戦績は9戦5勝(2KO)3敗1分。以前、久保はブログで今年末を期限とし、「今後この世界で成功を掴む為の明確な道が見えていなかった時はキッパリと諦めて引退する」と発表していた。今回、自身に厳しいノルマを課した久保だが、ブログでは「このままボクシング界を去るつもりは毛頭ありません。試合まで残り3ヶ月間、全力を尽くして勝利を掴み取ります」と決意を綴っている。