[前日計量と調印式]2015.5.8
笑顔で健闘を誓い合った
決戦は9日。
 豊中アクア文化ホールで開催されるWBC女子世界ミニフライ級タイトルマッチ10回戦で拳を交える、王者の黒木優子(YuKO) と同級10位の秋田屋まさえ(ワイルドB)が8日、前日計量と調印式を終えた。
手の内を知り尽くした女の戦い
 過去に何度もスパーリングしていてご飯も食べに行くぐらい仲の良い二人。調印式前は笑顔で談笑する姿も見られた。

■計量結果
■チャンピオン
■黒木優子(YuKO)
体重:47.4kg
体温:37.5℃
脈拍:64/min
血圧:127/83 hg/mm

■挑戦者
■秋田屋まさえ(ワイルドB)
体重:47.5kg
体温:37.4℃
脈拍:62 /min
血圧:114/79 hg/mm
明日は友情を封印
 「敵地での防衛戦になるが日本人同士だしホームと変わらない気持ちでできる。福岡からも多くの人が応援に来るので勝つことで恩を返したい」と意気込みを語った黒木。「秋田屋さんとは仲が良いが試合は試合だからしっかりと勝ちに行く。試合終わりは笑顔で写真が撮れるようにしたい。練習では自分の持ち味を生かした自分のボクシングを強化してきた」と語った。
Tシャツも人気
 偶然にも明日が自身の誕生日だという秋田屋。「ボクシングをはじめて13年目だが明日は最高の結果を出したい。(黒木は)テクニシャンだし久々のサウスポーとの対戦だがスパーで対策を練ってきた」と抱負を語ると、明日は数百人規模での応援が来ることも明かした。
美人対決としても注目
 計量後の写真撮影はモデルの写真撮影会のような雰囲気を醸し出していた。本当に仲の良い二人だが、明日は一転して火花を散らすこと間違いなし。