[海外ニュース]2015.4.27
ワイルダー 拳は完治
ディオンタイ•ワイルダー
 WBC世界ヘビー級王者デオンタイ・ワイルダー(29=米)は1月の戴冠試合で右拳を負傷したが、このほど完治が確認された。ワイルダーは早ければ6月にも初防衛戦をしたいと意気込んでいる。
ディオンタイ•ワイルダー
 ワイルダーは1月17日のバーメイン・スティバーン(ハイチ/カナダ/米)との試合で33連続KO勝ちは逃したものの、大差の12回判定勝ちでWBC王座を獲得。しかし、試合途中で右拳を痛めたため 次戦の予定が立たなかった。4月20日前後に医師の「完治」のお墨付きをもらったらしく、ワイルダーは「どんどん活発にリングに上がりたい。できれば年内に3試合したい」と話し、早ければ6月にも初防衛戦を行いたいという希望を持っている。WBC1位のアレクサンデル・ポベトキン(露)と2位のマイク・ペレス(キューバ/アイルランド)の挑戦者決定戦が5月22日にロシアの首都もモスクワで行われることになっているが、もしもワイルダーの初防衛戦が6月挙行となれば上記2選手とは相手が選ばれることになりそうだ。