[海外ニュース]2015.3.31
ブルック陣営がカーンを挑発
アミール・カーン
 IBF世界ウェルター級王者ケル・ブルック(28=英)の陣営が、元スーパーライト級王者で現在はウェルター級上位ランカーのアミール・カーン(28=英)に対戦を呼びかけている。
 ブルックは28日に指名挑戦者のイオヌット・ダン・イオン(ルーマニア/カナダ)を4回で屠ったばかりだが、すでに次戦を6月13日にロンドンのウェンブリー・アリーナで計画している。ここでカーンとの対決を目論んでいるわけだが、カーン陣営は5月下旬に次戦を予定しており、まだ話は具体化していない。そのためブルックのプロモーターでもあるエディ・ハーン氏は「(30日から)48時間以内に挑戦する意思表示をしてこなければ、カーンはブルックとの対戦資格を失う」と牽制。その場合の対戦候補としてファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)、キース・サーマン(米)、ブランドン・リオス(米)らの名前を出している。2年ほど前から英国人対決が異常ともいえるほどの人気を呼んでいるが、はたしてブルック対カーンは実現するのだろうか。