[海外ニュース]2015.3.27
LH級統一戦に進展
アドニス・スティーブンソン
 WBCは同団体のライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(37=ハイチカナダ)と、WBA、IBF、WBO王者セルゲイ・コバレフ(31=露/米)両陣営に対し、統一戦交渉を進めるよう指令を出した。
セルゲイ・コバレフ
 昨年1月に逝去したホセ・スライマン前WBC会長は他団体との統一戦を好まなかったが、後継者のマウリシオ・スライマン元会長は統一戦推進傾向にある。今回の指令を出す前に、3月14日に行われたコバレフのV5戦の際にはWBCのダイヤモンドベルトを贈呈してスティーブンソン戦への布石を打っていた。ただし、スティーブンソンは4月4日にサキオ・ビカ(カメルーン/豪)との防衛戦を控えており、コバレフも6月か7月にIBFの指名挑戦者ナジブ・モハメディ(仏)との防衛戦を計画しており、越えなければならないハードルはいくつかあるのも事実だ。