[期待のランカー関西]2015.3.3
奥本「もっともっと上へ」
奥本 貴之
 奥本貴之(23=グリーンツダ)は、中学2年でプロボクサーを目指しグリーンツダジムの門をたたいた。15歳でタイでデビューし、いきなり元IBF世界ミニマム級王者のラタナポン・ソーウォラピン(タイ)と対戦。元世界王者は陥落後5年ぶりの復帰戦、加えて38歳vs15歳と年の差ファイトとタイでは話題になったが、2回TKO負けを喫しプロの洗礼を浴びた。「バットで殴られた感じでホンマに速かったし怖かったです」。だが、奥本は諦めることなく「プロボクサーになって金持ちになる」という夢を追いかける。今回の期待のランカーは、少し「昭和」の匂いがする日本ランカーにフォーカスした。