[ニュース]2015.3.2
OPBF女子、水谷vs三好
水谷vs三好
 元OPBF東洋太平洋バンタム級王者の三好喜美佳(31=川崎新田)が、4月24日(金)の同ジム主催興行「ホープフルファイト18」で現OPBFスーパーフェザー級王者、水谷智佳(33=宮田)に3階級上げて挑戦することが分かった。川崎新田ジムによるとOPBFは承認済みで、あとは日本ボクシングコミッションの承認待ちとなる。
昨年9月の氷室戦
 三好は13年2月にこれまで3度対戦した東郷理代(アルファ)から初勝利を上げ王座を奪取したが、同年10月の初防衛戦で再び東郷に敗れ王座から陥落。昨年9月の前戦は、氷室笑香(レパード玉熊)に僅差判定負けを喫し、今回が再起戦ともなる。スタイルはパワー、圧力重視の攻撃型。身長で9cm上回る水谷の距離を潰すことが第一関門となりそうだ。
アジア女子中量級に君臨する水谷
 一方、水谷は172cmの長身から繰り出すパンチと足を武器に10年3月に決定戦で同王座を獲得したが、この階級のアジア圏の選手層が薄く、5年の間で防衛戦を行うことはなかった。昨年6月の前戦でWBC女子世界ライト級王座に挑戦したが、4回にダウンを奪われ判定負け。三好も今回が再起戦となる。また日本人との対戦はキャリア7年で2人目。この辺りにもマッチメイクの苦労がうかがえる。
3連続KO中の片桐
 前座では川崎新田ジムの次期主力選手、OPBFフェザー級3位の片桐秋彦(28)、日本ミドル級3位の西田光(27)が出場。さらに東大卒の公認会計士、柏野晃平(27)が新人王戦前のプロ2戦目に臨むことが分かった。