[海外ニュース]2015.3.1
ロマゴン 無冠戦で圧勝
八重樫戦のロマゴン
 WBC世界フライ級王者ローマン・ゴンサレス(27=ニカラグア)は28日(日本時間3月1日)、自国ニカラグアの首都マナグアで元WBC米大陸ミニマム級、ライトフライ級王者バレンティン・レオン(35=メキシコ)を相手にスーパーフライ級ノンタイトル10回戦を行い、3回TKO勝ちを収めた。
八重樫戦のロマゴン
 予想されたとおり試合はゴンサレスの圧勝だった。3回に2度のダウンを奪ったゴンサレスがさらに連打をたたみかけたところで、レフェリーが一方的な試合の終わりを告げた。42戦全勝(36KO)にレコードを伸ばしたゴンサレスは、次戦を5月に予定している。保持しているフライ級王座の防衛戦が濃厚だが、今月下旬に予定されている1位ナワポーン・ソールンビサイ(タイ)対2位エドガル・ソーサ(メキシコ)の指名挑戦者決定戦の勝者との対戦になるかどうかは未定だ。今後はフライ級王座の防衛戦をこなしながらスーパーフライ級でもテストをして、年末に計画される井上尚弥(大橋=WBO世界スーパーフライ級王者)との対戦に向かうものと思われる。敗れたレオンは70戦38勝(21KO)29敗3分。