[ニュース]2009.2.10
河野公平、再び世界へ
 昨年9月の現王者・名城信男(六島)とのWBA世界スーパーフライ級王座決定戦敗戦から約5ヶ月。WBA同級6位・河野公平(ワタナベ)が再び世界へ向けて動き出した。  7日、後楽園ホールで行われたダイナミックグローブメインに登場した河野は、東洋太平洋同級13位ヘンドリック・バロングサイ(インドネシア)を6ラウンドTKOで破り、見事復帰戦を勝利で飾った。
 試合後、控え室で河野は「世界戦に敗れた後は、1ヶ月ぐらい落ち込んだ。引退は考えなかったが、時間がほしかった。まずは冨山が返上した東洋タイトルを獲ります。その後、チャンスがあればもう一度世界に挑戦したい。まだまだ課題はあります。今は世界に向け、フィジカルを強化しています」と間近のターゲットが東洋であることを明かした。  河野自身が世界王座決定戦出場の為に返上した東洋王座。その後、ジムの後輩である冨山浩之介が決定戦で獲得した東洋タイトルだが、4月11日に冨山が現世界王者・名城に挑戦する為、東洋王座を返上。一度はそのベルトを腰に巻いた河野が、空位となった東洋タイトルに再び挑む。  タフボーイ・河野公平が再び東洋王座を奪取し、その先の世界を目指す!!  現時点で決定戦は5月中旬となる見込みだ。