「前回は小原戦仕様のボクシングだったが、戦い方のスタイルは変えました」と話した岩渕。昨年8月、東洋太平洋スーパーライト級チャンピオン小原佳太(三迫)に挑んで苦汁を味わったが、試合の三週間後には練習を再開していた。明日の試合に関して「アグレッシブになっていると思いますよ」と話す一方で対戦相手に関してはビデオすら見ていないという。「全く情報がないので不安はありますが、自分のボクシングを貫ければ大丈夫。一発ズドンではなく、ダメージを蓄積させて倒すイメージ」と、改めて自身のボクシングを見つめ直した。「この階級は自分が引っ張て行かないといけない」と語った岩渕の完全復活を期待したい。

　「右に自信がある」と話したのはベネズエラ国内王者のルイス・アラグヤン。1月30日に来日して日本の寒さ対策も十分と自信をみせた。

■前日計量結果
・岩渕真也:63.4kg
・L.アラグヤン:63.1kg