[月間賞]2015.1.28
11月度&12月度を表彰
左:江藤 右:粕谷
 27日の後楽園ホールのリングでは、11月度および12月度の月間賞表彰が行われた。東日本ボクシング協会月間賞選考委員から賞状と記念品が贈られた各受賞者は、今後の抱負を語った。
中央:江藤光喜
 11月度MVPは、指名挑戦者を相手に10回KOで初防衛に成功したOPBF東洋太平洋フライ級王者、江藤光喜(白井・具志堅)。「今年は世界を目指して頑張ります」。
粕谷雄一郎
 11月度新鋭賞の粕谷雄一郎(石川立川)は、11月の東日本新人王優勝(MVP)を評価されたものだが、続く全日本新人王(敢闘賞)も制し、今年度のホープとして期待される。「ここからがスタート。今年はキャリアを積んで面白い試合を見せられる選手になりたい」。
 なお、敢闘賞受賞の伊藤雅雪(伴流)は、2月9日にタイトル戦を控え欠席となった。
加藤善孝
 12月度MVPの前日本ライト級王者の加藤善孝(角海老宝石)は、世界ランカー荒川仁人(八王子中屋)とのライバル対決を評価。2014年は2度目、通算3度目のMVP受賞となった。「世界で戦ってきた荒川選手に勝ったことで自信が付き、これで世界への道も見えてくると思う。後輩たちに負けないよう頑張ります」。
右:小國以載
 12月度敢闘賞は、石本康隆(帝拳)との王座決定戦を制し、日本スーパーバンタム級新チャンピオンとなった元OPBF同級王者の小國以載(角海老宝石)。「4月30日の防衛戦にしっかり勝ちたい」。
松山和樹
 最後に12月度新鋭賞の松山和樹(山上)は、日本王座挑戦経験のある小竹雅元(三迫)に判定で金星を上げ、日本ランク入りをはたした。「目標はチャンピオン。チャンスがくるまでしっかりと勝ち続けたい」。