[IBFランキング]2015.1.17
清田がランクイン
 2015年1月のIBF世界ランキングが更新された。大晦日に王座返り咲きを果たしたミニマム級チャンピオン高山勝成(仲里)をはじめ、12月に東洋太平洋タイトルの防衛に成功した清田祐三(フラッシュ赤羽)など日本人選手の名前を見つけることが出来る。
高山勝成が王座返り咲き
 スーパーウェルター級日本王座防衛に成功した野中悠樹(渥美)が、チャーリー太田(八王子中屋)に代わってランキング入りを果たした。一方で、昨年末にタイに渡ってアジアタイトルを手にしてきた細川貴之(六島)は9位からランキングを上げることは出来なかった。
 年明け早々にIBF世界ユースタイトルを手にした栄拓海(折尾)も高い評価を得ている。初のランク入りで11位は、好位置につけたといっていいだろう。
野中も嬉しいランキング入り
 注目のスーパーバンタム級は、石本康隆(帝拳)に競り勝って日本タイトルを掴んだ小國以載(角海老宝石)の名前を発見することが出来る。東洋太平洋王者の和氣慎吾(古口)も6位をキープしている。
 また、大晦日に一つ階級を下げてギジェルモ・リゴンドーの持つWBAとWBO世界スーパーバンタム級のタイトルに挑んだ天笠尚(山上)は評価を落とすことなく主戦場としてきたフェザー級でランキング3位を維持している。
主役はやっぱり井岡
 現在開催中のボクモバ投票で、年内に世界王座返り咲きを期待する声を一番集めている井岡一翔(井岡)も大晦日の元WBA世界暫定フライ級王者、ジャン・ピエル・ペレス(ベネズエラ)戦で5ラウンドにノックアウト勝利を収め、ランキングを順調に上げてきている。機は熟したとみてもいいだろう。