リーは12月13日に米国ネバダ州ラスベガスでマット・コロボフ(露/米)とのWBO王座決定戦に臨み、5回までの劣勢を跳ね返して6回TKO勝ちを収めた。初防衛戦に関しては「世界王座を獲得することと、防衛戦をアイルランで行うことが夢」と話しているリーの希望に沿ったかたちになりそうだ。いまのところアイルランドの祝日である3月17日が有力で、指名挑戦者ビリー・ジョー・サウンダース(英)が候補に挙がっている。04年アテネ五輪に出場したことのあるリーは36戦34勝(24KO)2敗、08年北京五輪出場の実績を持つサウンダースは21戦全勝(11KO)。実現すればサウスポー同士の一戦となる。