[ニュース]2009.1.4
小堀無念、王座陥落!!
 3日に開催されたWBA世界ライト級タイトルマッチ「王者・小堀佑介(角海老宝石)VS挑戦者・パウルス・モーゼス(ナミビア)」の一戦。王者・小堀の初防衛戦は、挑戦者・モーゼスのロングレンジからのフリッカージャブと回転の速いワンツーに主導権を握られると、最後まで小堀の剛打は爆発せず、フルラウンドの判定(0-3)の末、王座から陥落する結果となった。
 試合は、挑戦者・モーゼスがプロ・アマを通じて無敗の実力を発揮。終始ロングレンジからのフリッカージャブを起点にして小堀に詰めさせず、懐に入られてはコンパクトな右アッパー・左フックで回り、リングを我が物にした。結局、モーゼスが終始主導権を掴み、判定で小堀から王座を奪い獲った。  試合後、小堀専属の田中トレーナーは「モーゼスのジャブとスピードにやられた。今後の進退は小堀に任せる」とコメント。小堀を後援して来た後援会長の萩森氏は「良い試合だった。今まで応援して来て悔いはない」と語った。  日本人史上3人目の世界ライト級王者まで登り詰めた小堀佑介。果たしてその今後は、再び世界を目指すのか、それとも…。小堀の決断を待ちたい。