前日本スーパーバンタム級王者・木村章司(花形)の世界挑戦が正式決定した!木村は今月20日、タイでWBA世界スーパーバンタム級王者プーンサワット・クラティンデーンジム(タイ)に挑む。

　プーンサワットは今年1月、2度目の王座防衛で細野悟(大橋)を判定2-0で下した世界2階級制覇の王者である。
　今回の挑戦について花形会長は「タイから話があってね。敵地での挑戦だから不利はしょうがないが、何が起こるか分からないのがボクシングだから。木村には5Rまでに勝負を懸けろと言ってるんだ。アイツは暑いのが大の苦手だからな。それと最初は5月18日って話だったんだが二転三転してやっと20日に決まったよ」と語り、敵地挑戦ながら短期決戦を指示しているとした。
　また、開催地につ関して花形会長は「場所がハッキリしないんだ。タイの北部としか連絡が来なくてまいったよ。バンコクからどこに行けば良いか分からないんじゃ困る(笑。迎えに来てくれるのかな?」と、今だ決定していない開催地に不安を隠せない様子だ。
　タイでの挑戦は当然不利ではあるが、ここでプーンサワットを下したならば、一躍日本ボクシング界の救世主となる。
　5月20日、木村章司の"花形スペシャル"は、果たしてプーンサワットに炸裂し王座戴冠となるのか、期待が懸かる。