初防衛戦に臨む光喜は計量後、「今回の減量が一番きつかった」ともらし、自分で作ってきたという特製のキャベツ卵スープで栄養を補給した。挑戦者について光喜は「打ち合うタイプではないと思うが、実際に向き合ってみないと分からない。ジャブで距離を保つ練習をずっとしてきたので、出てきたらパンチを合わせていくだけ」と話し、王座決定戦で壮絶に打ち合ったアーデン・ディアレ(比)戦のようにはならないと予告した。

　また、光喜は今年3月に入籍していたことを明かし、来月7日には挙式を行う予定。「俺が好きで始めたボクシングにつきあってくれた人」と感謝を表し、勝って最愛の妻・さくらさんに花を贈るつもりだ。

　明日のリングでは、今年4月に日本スーパーフライ級王座決定戦で戸部洋平(三迫)に敗れた光喜の双子の弟・大喜(白井・具志堅)も、フィリピン人選手を相手に再起2戦目に臨む。「戸部に負けてから、いかに自分のボクシングができるかが課題となった。4ラウンドまでには倒し、良い内容で来年に弾みをつけたい」。
Sフライ級8回戦 計量結果
江藤大喜 52.1kg
ゾレン・パマ 51.9kg