フェザー級4回戦に臨む山本はリミットを200g下回る56.9kgで、対戦相手の高橋陸(フラッシュ赤羽)は900gアンダーの56.2kgで計量をクリアした。
　プロテスト合格から6年半、残り少ない現役生活をスタートさせた山本は「仕事との両立がめちゃくちゃ大変でした。恐怖感よりも、ボクシングを10年やってきて初めての試合なので、悔いのない戦いにしたい」と抱負を語り、ファンに向けては「今回のデビューで、本当にボクシングが好きだと改めて実感しました。ボクシングにまったく縁のない人も見てくれると思うので、面白さを伝えられたらいいですね」とコメント。テレビで見る芸人の顔からボクサーの顔へと変貌を遂げていた。

　また、こちらも明日がデビュー戦となる高橋は、「相手が注目の選手なので、プレッシャーは正直ありますが、練習してきたことをしっかりと出したい」と意気込んだ。