[試合後談話]2014.11.2
パーフェクトウィンだが…
女子タイトル戦
 OPBF女子Lフライ級タイトル戦が1日、明石市産業交流センターで開催された。世界戦を含む女子のビッグマッチが続く2014年の秋。この日は、チャンピオンの竹中佳(高砂)に注目が集まった。
採点表
 終始ペースを崩すことなく、安定したボクシングで、大差判定勝ちをもぎ取った竹中。徐々に力をつけてきたがー。
王座防衛
 「9月の末に左手首を痛めて左はほとんど練習出来ずでした。その分、右を練習したつもりやったんですけど、ダメでしたね。今日は相手うんぬんではなく自分のボクシングが出来なかったので60点くらいですね」と反省の弁が口を衝いた竹中ではあるが、世界へのカウントダウンが始まったとの見方もある。それでも「このままでは世界とか言ってられないので、とりあえず怪我を早く治したいです。今後は全て会長にお任せします。私のことを一番わかってくれている人なので。今後も頑張りますので応援よろしくお願いします」と、逸る気持ちを抑えた。
対策不足も露呈
 少し困惑した様子で控室に戻った、挑戦者のノンギッグは「チャンピオンが左だとは知らなかった。練習をオーソドックスとしかしていなかったのでやりようがなかった。悔しい。彼女が右ならイージーな試合だったはずた」と、情報収集力のなさを悔しがった。