[海外ニュース]2014.10.2
3度目の挑戦狙うファレナス
マイケル・ファレナス
 2年前に内山高志(34=ワタナベ)の持つWBA世界スーパーフェザー級王座に挑んで3回負傷引き分けに終わったマイケル・ファレナス(30=比)が、3度目の世界挑戦を狙っている。
12年7月の内山戦
 サウスポーのファレナスは内山と引き分けた5ヵ月後、ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)とのWBO世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦に臨んだが、ダウン応酬の激闘のすえ判定負け。しかし、その後は5連続KOと好調を維持している。48戦39勝(31KO)4敗4分1無効試合。現在は2位にランクされるIBFの王座に照準を合わせており、11月14日にはプエルトリコで同国のホープ、ホセ・ペドラサと挑戦者決定戦を行う計画が持ち上がっている。「スナイパー」の異名を持つペドラサはアマ時代に08年北京五輪に出場したほか09年の世界選手権ではライト級で銀メダルを獲得している。11年2月にプロデビューし、18戦全勝(12KO)をマークしている長身選手。敵地ということもありファレナスにとっては厳しいマッチメークといえる。なお、IBF王者ランセス・バルセレミ(キューバ/米)は4日に米国コネチカット州フォックスウッズでフェルナンド・デビッド・サウセド(亜)と初防衛戦を行うことになっている。