22日(木)、後楽園ホールで開催されるチャンピオンカーニバル日本ライト級タイトルマッチ「王者・近藤明広(日東)VS挑戦者・荒川仁人(八王子中屋)」の一戦。チャンピオンカーニバル屈指の“頭脳戦”が予想される戦いは、まさにチェスの如き先の読み合いとなる事は必死である。一手二手先の読み合いでは無く、五手十手相手の先を読み、如何に相手の動きを制するのか。
　そして日本最強の証を最後にその腰に巻くのは果たして…。究極の“頭脳戦”を直前に控えた王者・近藤と挑戦者・荒川が、当サイトに王座に懸ける意気込みを語ってくれた。

■日本ライト級王者
近藤明広(日東)
□V2戦となる荒川戦の意気込みを
近藤「荒川選手はランキング1位。そしてライト級で一番巧い選手だと思っています。今回の防衛戦ですが、僕はトコトン勝ちに拘ります。結果、判定2-1でも良いですし、勝ちが重要になる。本当、勝ちにこだわりますよ僕は。荒川選手はやり難さを追求していると思う。そこの部分に僕がはまらないようにしないといけない。荒川選手はサウスポーでもありますし、あの戦い難いスタイルに嵌らずに戦います。そして…勝ちにこだわります!!」

□ファンにメッセージを
近藤「日本ライト級王者になって続けて1位の挑戦者を迎え打つんですが、王座を獲った三垣戦が45秒、前回の初防衛戦の加藤戦が判定2-1。まだまだ僕は実力が追い付いてないと思っています。ですがどんな事があっても荒川選手に喰らい付き、勝って上を狙います!さっきも話しましたが、勝ちにこだわります!そして応援してくれる皆の期待に応えたいです。22日は応援宜しくお願いします!!」

■挑戦者日本同級1位
荒川仁人(八王子中屋)
□遂に掴んだ日本王座への挑戦権。意気込みをお願いします
荒川「前回、東洋に挑んで今回が2度目の挑戦。年齢的にも(ベルトを)獲る獲らないが今後に影響すると思っています。相手が何をやろうとしているか考え、集中力を切らさず最後までシッカリと戦い、形を残したいですね。近藤選手は戦い方が賢い。だから前半戦がカギになると思う。4Rまでにポイントでリードされると厳しい展開になる。前半戦はドローに持って行きたい。それと近藤選手は勝負所での勢いは凄いし、王者になって成長している。今までに無い物を持って来るのか、今ある物を伸ばして来るのか。そこの部分は注意していますね」

□ファンにメッセージを
荒川「本当に僕は特徴の無いボクサーだと思ってます。それなのに長く応援してくれる人達が沢山いる。その人達に恩返しの出来る戦いをお観せします。22日は僕にとってある意味ボクサーとしての集大成だと思っていますので、応援お願いします!!」

■日本ライト級タイトルマッチ10回戦
王者・近藤明広(日東)VS挑戦者・荒川仁人(八王子中屋)
■日時:4月22日(木)
■会場:後楽園ホール
■お問合せ:日東ジムTEL.03-3841-2378 後楽園ホールTEL.03-5800-9999