[調印式・前日計量]2014.9.19
明日、女子ダブル世界戦
和やかに行われた調印式
 明日20日、大阪・アゼリア大正ホールで開催されるWBO女子ダブル世界戦の調印式と前日計量が市内のホテルベイタワー大阪で行われた。調印、グローブチェックを終えた4選手は、和気あいあいとした雰囲気の中で会見に臨んだ。
フュチュール陣営のグローブチェック
 まず、WBO女子世界アトム級王者の池山直(45=フュチュール)が、初防衛戦について「今回も前回同様、負けたら終わりと思って戦うので意識の違いはありません。最年長での防衛も特に気にせず、明日頑張るだけです」と落ち着いて語れば、挑戦者の秋田屋まさえ(36=ワイルドビート)は「3度目の挑戦となりますが、チャンスをいただいたことに感謝しています。4年前に池山選手と戦っていますが(秋田屋の判定負け)、特に意識していません。リズムを崩さず、最後まで自分ボクシングをすれば勝てると思います」とベルト奪取への意欲を示した。
奥:アバニエルと秋田屋
 また、WBO女子世界ミニフライ級王座決定戦に出場する池原シーサー久美子(29=フュチュール)は「明日は勝つことしか考えていません。目の前にあるピンクのベルトを巻くイメージだけです。応援よろしくお願いします」と自信の表情。対戦相手のグレッチェン・アバニエル(比)も「いろいろな方にヘルプしていただき感謝しています。体調はグッドですし、明日はレッツロックロールの気持ちで戦います」と笑顔を見せた。
池山と秋田屋
 会見後、計量が行われ、4選手ともリミットを下回り一発クリアした。
■前日計量
WBO女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦 リミット46.2kg
池山直 46.1kg(100gアンダー)
秋田屋まさえ 46.0kg(200gアンダー)
計量後の池原とアバニエル
WBO女子世界ミニフライ級王座決定10回戦 リミット47.6kg
池原シーサー久美子 47.5kg(100gアンダー)
グレッチェン・アバニエル 46.2kg(1400gアンダー)
ピンクのベルトを巻くのは誰だ!