サンフランシスコ・クロニクル紙によると、取材に対しアラム氏は「双方のテレビ局は両者の対決を熱望している」と話し、「戦いには賞味期限がある。それを考えると両者の戦いは来年上半期に行われるべきで、誰もがリマッチも見たいはず」と加えている。これに対し当のメイウェザーは「いま、自分の将来について言及することはできない。(9月13日に対戦する)マルコス・マイダナ(亜)を軽視することはできないからね。私との対戦を視野に入れていたマニー(パッキャオ)がファン・マヌエル・マルケス(メキシコ)との試合でどんなことになったか知っているだろう。だから、いまはパッキャオのことは視界に入っていないんだ」と慎重なコメントを発している。 ショータイムと大型契約を交わしているメイウェザーが5月に続いてマイダナと対戦し、HBOテレビと契約しているパッキャオは世界的には無名ともいえるクリス・アルジェリ(米)と11月23日(米国時間22日)に対戦と、このところ互いに対戦相手探しに苦労している現実がある。すでに旬を過ぎたともいわれるメイウェザー対パッキャオだが、実現するとなればメガファイとになることは間違いない。